今回はワンピースの麦わらの一味考古学者のニコ・ロビンの名言、救出編となった涙腺が崩れる感動のエニエスロビー、屈指の名シーン『生きたい!』や『お母さんですか?』などの名シーンを何話かで紹介。
ロビンが真の仲間入りの?”6人目”が付くのはいつなのか?などの考察をしていきたいと思います。
他にも仲間の呼び方の変化などについても。
目次
ロビン救出編のエニエスロビーの感動シーン
ウォーターセブン編から続いたエニエスロビー編。
34巻海列車遭遇から45巻のウォーターセブン出発まで実に11巻。
年数にして約3年ほどやっていたわけですが、かなり長いですよね。
ドレスローザ編もかなり長かったですがこちらは巻数でいうと70巻から80巻と巻数は少ないですが年数は同じ3年ほど。
尾田っちも年齢を重ねて定期的に休載するようになったのでしょうがないですね。
ウォーターセブン編からエニエスロビー編は名シーンや感動するシーンも多くこの辺りから普段漫画を読まない人にも広がっていった印象があります。
2006年までアニメも日曜ゴールデンで放送してましたしね。
パッと思いつくだけでもメリー号の修理を巡ってフランキー一家と揉めたり、ルフィとウソップの決闘からのウソップが一時離脱、プルトンの因縁、フランキーの過去編、海列車での移動、ロビンの過去編、CP9との戦い、メリー号との別れとサニー号完成、ロビンフランキーウソップの一味合流などぎっしり詰まっていますよね。
細かいところはまだまだ沢山ありますし、特に泣かせに来るシーンが多いように思います。
個人的にメリー号がエニエスロビーに助けに来てくれたシーンと別れのシーン、ロビンの過去編からの『生きたい!』はワンピースの中でも屈指の名シーンですよね。
こちらの記事ではフランキーのプルトンの因縁やフランキーのビームの技術はベガパンクが元々持っていたのか?などの考察をしています。
ロビンの名言、名シーン 生きたいは何話のシーン?
まずはロビン一番の名シーンといえばやっぱり『生きたいっ!』ですよね。
正確に言うと『生ぎたいっ‼︎‼︎』ですね。
41巻の398話のシーンですがロビンの過去編から流れとロビンが故郷オハラの壊滅のきっかけとなったバスターコールから麦わらの一味の仲間を守りたくてルフィ達に助けてと言えずいつか自分を重荷に感じてまた裏切られるんじゃないかと怖くなるロビンの弱さが見えて、その弱さをも吹き飛ばしたルフィと一味の仲間の決意がわかるシーンです。
バスターコールへの恐怖心から麦わらの一味を裏切ったように見せ、青キジと接触した一件も積み重なってしまったんですよね。
悪魔の子として指名手配され色々な人、組織を乗り換え所属した組織や海賊団は壊滅するなどして蔑まれながらポーネグリフや歴史を研究し生きてきたロビン。
アラバスタ編終わりから一味に入り初めて感情が爆発したシーンでここから麦わらの一味を信用するようになり、それぞれの仲間の呼び方にも変化が現れる様になります。
ロビンの過去編からの名シーン。
395話の『お母さんですか…?』
政府に捕まったもののハグワール・D・サウロの助けで政府から逃れ、オハラに戻ったロビンの母オルビア。
政府のスパンダインにやられボロボロになったオルビアを見た時ロビンは母と気づきませんでしたが段々オルビアが母だと気が付きお母さんですか?と尋ねます。
オルビアはロビンを小さい時に一度捨てた自分は2度と母とは名乗れないと『人違いじゃないですか?』と否定しますが幼いロビンは諦めきれず勉強したことを告白しポーネグリフを読めることを告白してしまいます。
その後オハラへのバスターコールが始まりスパンダインら政府の人間は退却。
ロビンはオルビアに短い時間ですが手を繋いで抱き合い勉強してポーネグリフを読める様になったことを褒めてもらいます。
その後救出にきたサウロと一緒にロビンは逃げます。
元同胞のサウロを殺したが疑問も持った、青キジに逃してもらい1人での旅が始まります
最初オルビアを母と気づかず、ロビンを見て『大きくなったのね』と思うオルビアから目を逸らしてしまったシーンが少しリアルでなんとも言い難いシーンです。
クローバーが一目見てもらおうとあえてロビンと呼び気づかせるシーンやオルビアの自分の分まで『生きて!ロビン!』と叫ぶシーンが涙を誘います。
ロビンの過去編はかわいそうなロビンやサウロ、クローバー博士などの良き理解者達、ワンピースの核心に迫る空白の百年を探るオハラの学者達、青キジと赤犬の正義感のズレ、バスターコールの恐ろしさなど名シーンだらけ。
今だに何回読み返しても感動できて発見もあり伏線も張って短めの7話。
この過去編からの『生ぎたいっ!』がまたいいですね。
ロビンが真の仲間になる6人目はまだ?仲間入りしてない?
これもワンピースファンなら誰もが知ってて疑問を抱くものですが、ワンピースでは麦わらの一味に入り仲間になった時にはサブタイトルに○人目と入りますよね。
今までの○人目のタイトルは、
第1巻6話の”1人目”、ゾロが加入した回。
第7巻68話の”4人目”、サンジが加入した回。
第11巻94話の”2人目”、ナミが手を組むから正式加入した回。
ここから長い間時間を置いて、
第45巻439話の”3人目”と”7人目”、離脱したウソップとフランキーが加入した回。
第50巻489話の”8人目”、ブルックが加入した回。
とまあこんな感じなんですがチョッパーの”5人目”とロビンの”6人目”はまだサブタイトルになっていないんですね。
ナミ、ウソップは自分の意思で離脱し合流した為、後に”2人目”.”3人目”が付きサンジはジェルマ66とビッグマムに連れ戻され一時離脱しましたが自分の意思ではないので該当せず先に付いた?と思われます。
ナミとウソップが一時離脱して再加入してから2人目と3人目が付いたのでチョッパーとロビンが一時離脱するのでは?と言われていましたが長いこと連載が続いて戦う相手も四皇になってきてとレベルアップして来た麦わらの一味。
そもそもこの○人目のタイトルがつく法則はよくわからずワノ国及び四皇編にも入った今、仲間の離脱イベントとかやられても…って気もする。
役職を認めた時に”5人目”と”6人目”が付く?
噂ではルフィが正式に役職を認め仲間になった時に付くのでは?と言われています。
ウソップがそげキングとしてだけど正式に狙撃手になって舞い戻ったから”3人目”が付いたのでは?とか。
ナミは最初は手を組むという目的だったし航海士として仲間になったんじゃなかったし、サンジ、フランキー、ブルックは最初からコック、船大工、音楽家とルフィが欲しかった役割だったのでこの噂は確かに当たってそう。
ゾロの戦闘員は欲しかったのかわからないけど最初の仲間だしね?
だからチョッパーとロビンをそれぞれ医者、考古学者としてルフィが必要とした時にサブタイトルが付くんじゃないかという説もわかる。
ルフィはチョッパーを医者として一味に誘ってないし。
でもこれから考古学者のロビンを必要とするイベントはどんどん来そうだけど医者のチョッパーはずっと必要だしいつってより常に医者は船にいると思う。
ロビンをエニエスロビーから連れ戻した時に出なかったのは何か意図があるんだろう。
じゃなかったらあんな”6人目”がつく絶好なタイミングは無いですよね。
”3人目”と”6人目”と”7人目”が一遍に入ったらまあ確かに長いし入れすぎ感もあるけど…。
他にはこんな説も。
”5人目”と”6人目”のタイトルは長期連載の犠牲になったのだ…という説。
尾田っち的にはチョッパーを入れた時もロビンが再加入した時も何か2人の一時離脱イベントを考えていたけど連載も長くなりどこかでやろうと思っていたけど入らなそうだからうやむやになっちゃったんじゃね?とも言われています。
無くもなさそうですがこだわりも他の作家さんに比べて高そうな尾田っちがそんな目に見えるミスを犯すとは考えにくいのも事実。
そもそもそこまで○人目にこだわっていない可能性もありますが。
やっぱりロビンがまたエニエスロビー編を超える離脱劇があるとも思えないしチョッパーはもっと無さそう。2人とも心から一味の仲間を信用してますし一味も心から信頼してるので不信感や騙してる感じも無いですし。
さらっと書いたけどサンジが離脱したのはノーカンなの?も気になりますね。
今後これだけ時間を置いて”5人目”と”6人目”が来たら感動しそうです。
ジンベエも正式加入してないけど今後”9人目”が付くのかな?それによって”5人目”と”6人目”問題もまた蒸し返されるかこのまま連載が終了するかですね。
ロビンの仲間への呼び方の変化
そんなロビンもエニエスロビー編を経て、一味の面々の呼び方に変化が。
一味の面々は基本的に名前の呼び捨てで例外としてサンジは「ナミさん」「ロビンちゃん」だったり、ナミは「サンジ君」呼びだったりゾロはサンジのことを決してサンジと呼ばず「コック」とか「ぐる眉」だったり様々(アニメではサンジと読んだことあるそうですが)です。
ロビンは元々ルフィを船長さん、ゾロを剣士さん、ナミを航海士さん、ウソップを長鼻くん、サンジをコックさん、チョッパーを船医さんと特徴や役職で読んでましたがエニエスロビー編以降はそれぞれ名前で呼ぶようになりました。
尾田っちは49巻のSBSでは心境の変化があって呼び方に変化があるのですか?という質問にロビンが仲間に心を開き始めた証でこういう些細な人間関係を描いていきたいと語っていました。
ルフィやナミ、ナミちゃん、チョッパー、フランキー、ウソップ、ブルックは見たけどサンジとゾロを呼ぶシーンはあったかな?
確認しときます。サンジはナミと同じサンジ君と呼ぶシーンがあったかな。
麦わらの一味同士の妙な距離感もまたいいものですよね。
まとめ
今回はロビンの感動する名シーンの紹介や”6人目”はいつ付くのか?などの考察をしてみました。
ロビンの過去編のベタ褒めは褒めすぎて胡散臭いかな(笑)。
でも改めて考えるとしっかりとした伏線も張ってて感動してロビンの生き辛かった過去やルフィ達と出会えてよかったなと思えるいい過去編だったと思います。
”6人目”もなんなら”5人目”も気になるので出て欲しいですね。
ジンベエの”9人目”も期待したいですね。
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