アベンジャーズ/エンドゲームネタバレ 原作のラストとエンドロールの意味は

アベンジャーズ/エンドゲームの原作とラスト、エンドロール後の映像などについて考察、予想、ネタバレしていきたいと思います。

インフィニティウォーやエンドゲーム、今後のMCU(マーベルシネマティックユニバース)展開についてもヒントがあったりなかったり…。
今一度原作を追ってみて新たな視点からの楽しみ方もしてみませんか?

アベンジャーズ/エンドゲームの原作のストーリーとネタバレ

まずは原作の予習をしてみましょう。

ですがその前に。
そもそもMCU(マーベルシネマティックユニバース)はベースとなる作品はあっても何か一つの作品を実写化というわけではありません。

複数の原作や、作品からアイディアを出し合い一つの映画にまとめていくという作り方なので今回はそのベースとなるであろう作品を紹介したいと思います。

まず紹介するのはこちら。

インフィニティ・ガントレット

こちらの作品は1991年12月ごろから描かれた作品で最強のサノスに挑む物語という所は映画と一緒です。
日本でも翻訳されており簡単に読むことができます。

あらすじとしては、死の女神”デス”を愛するタイタン星人のサノス。
彼が愛するデスは死者よりも生者が多い現状に満足しておらず、彼女に付き従うサノスは6つのインフィニティ・ジェムとその力を操るインフィニティ・ガントレットを手に、全宇宙の知性体の半分を消し去った。

多くの仲間と人々の消滅。
全てを知ったアベンジャーズや宇宙のヒーロー達は全てをかけて最強となったサノスに戦いを挑むのだった。


映画との共通点は何と言っても「全宇宙の半分の生命体が消失する」という点です。

原作ではストーンではなくジェムと呼ばれるインフィニティジェム。
6つのジェムは映画と同じく、スペースタイムリアリティマインドソウルパワーの力を持ちます。

この作品ではサノスが前のエピソードですでにインフィニティジェムを集め終わっていて、そのままでも強いのにさらに強くなって最強になったサノスに挑む。
という点がエンドゲームに近いですね。

このエピソードの始まりはドクターストレンジの屋敷にシルバーサーファーが落ちて来る所から始まり、シルバーサーファーがストレンジ達に危険を知らせて戦いに挑むのです。
映画の『インフィニティ・ウォー』ではハルクがストレンジの館に落ちてきて危険を知らせるという様にちょこちょこ共通点などがあります。

ですがこの『インフィニティ・ガントレット』には沢山の実写化してないキャラクターや、実写化はしたけどMCUには登場していないキャラクターが登場したりキーパーソンになっていたりするので話自体はあまり合ってはいません。

中でもシルバーサーファー、アダム・ウォーロック、死の女神”デス”、宇宙的存在の”コズミック・ビーイング”などは最重要キャラクターとなっています。(正確にいうとアダムは名前だけ『ガーディアンズ〜Vol.2』で出ていましたね。)

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ラストは近いけど大きな違いが…

ちなみに物語としては色々あってサノスの娘であるネビュラにインフィニティ・ガントレットを奪われ最終的にアダム・ウォーロックがインフィニティ・ガントレットを持つことになり、敗北したサノスは辺境の星で静かに暮らすことになる…というラストです。

『インフィニティ・ガントレット』では負けて隠居。

『インフィニティウォー』では勝利して目的を果たし隠居。
と似たラストでも大きく違いますよね。

サノスが死の女神”デス”にとにかく惚れており全宇宙の半分の命を削ったのもデスの気を引く為とかいう理由なのも大きく違いますね。(笑)

このエピソードは向こうで刊行されると瞬く間に人気作となり、後のエピソード等にも大きな影響を残した為、このエピソードを実写化すると発表した時はアメリカのファンの間では異常なまでに盛り上がったのです。

最強の力を手にしたサノスに対し、アベンジャーズを始めとするヒーローや、宇宙的存在”コズミック・ビーイング”が戦いを挑むも歯が立たないという斬新な物語とスケールの大きさが人気の理由です。

エンドゲームでも最強となったサノスに挑むアベンジャーズの姿は今作に通ずる物があります。

日本でも翻訳されていますので興味がある方は是非ご一読してみてください。



次に紹介するのはこちら。

インフィニティⅠ.Ⅱ.Ⅲ

こちらは2013年のエピソードで色々あってアベンジャーズが地球を出払っていた隙に侵攻するという話。

こちらの作品ではサノスが異星の兵力である”ブラックオーダー”を率いていたり、人造生命体”アウトライダーズ”が出てきたり、サノス達がワカンダを攻めたりとこちらも映画『インフィニティ・ウォー』との共通点が多い気がします。
サノスが率いる”ブラックオーダー”も映画版とほぼ同じです。

ちなみにこの『インフィニティⅠ.Ⅱ.Ⅲ』でのサノスの地球侵攻の目的は息子のセインを狙うことであり、目的は映画とは違う感じですね。
原作では各地の惑星で子供を数多く作っており星々を渡り歩き自分の子供達を殺して回っていた様です。

理由は詳しく語られませんでしたが結局最後はサノスが息子のセインに封印されてしまったので、サノスの子供達にはサノスを倒す力がありサノス自身がそれに後から気が付いたからなのかもしれません。


結局この戦いはスクラル、クリーなど異星人の力を借り辛くも勝利しますが後に繋がる要素も。

それは…
MCUのドラマ『エージェント・オブ・シールド』を観た方ならわかると思いますがマーベル世界には「インヒューマンズ」と呼ばれる人々がいます。

「インヒューマンズ」とはまあ簡単に言うと特殊能力者なのですが、この「インヒューマンズ」の素質を持つ人間が世界中にいます。
素質を持つ人間が”テリジェンミスト”というのを浴びたり摂取してしまうとこの「インヒューマンズ」に目覚めてしまうのです。

『インフィニティⅠ.Ⅱ.Ⅲ』の戦いの最中でこのテリジェンミストが散布されてしまい、インヒューマンズが大量に増加します。

ドラマ『エージェント・オブ・シールド』でもこのテリジェンミストが散布されインヒューマンズが増加するという展開はありましたが、もし映画でも近い展開が起こったとしたら…。

こちらの記事ではアベンジャーズだけの順番やエンドゲームの前に最短、最低限見たい作品の紹介など。

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原作のラストから予想する今後のMCU考察

とまあ映画『インフィニティ・ウォー』の基になったであろう2作品の原作を紹介しましたが、先ほどの『インフィニティⅠ.Ⅱ.Ⅲ』でも描かれた「インヒューマンズの増加」はMCUでも今後起こるのではないか?という予想を。

知っている方も多いと思いますがマーベルスタジオが所属するディズニーが20世紀FOXを買収した為、
20世紀FOXが持っていたX-MENの権利を共有することが出来る様になり、今後MCUには「X-MEN」の面々が登場する予定です。

上に書いた『インフィニティ・ガントレット』や『インフィニティⅠ.Ⅱ.Ⅲ』でもX-MENの面々ももちろんマーベルキャラクターなので登場していましたが映画には大人の事情で登場できませんでしたが今後新たな設定となってMCUに登場すると言われています。

もし『インフィニティⅠ.Ⅱ.Ⅲ』で起きた「インヒューマンズの増加」が少し設定が変わって「X-MENとなるミュータントの増加」という事になったら面白そうだと思いませんか?

いや、ミュータントとインヒューマンズは全然違うでしょ?とか飛躍しすぎでしょ。と言われればそれまでなんですが『アベンジャーズ/エンドゲーム』で大きな事件が起きたとしたらMCUの地球や宇宙にも何か大きな改変が起こると思います。

とは言ってもとりあえず『ブラックウィドウ』の単独作、遥か昔のヒーロー『エターナルズ』、アジア人のヒーロー『シャン・チー』などが先に予定されている様なのでそちらが優先して描かれることを考えればミュータントやX-MENが登場するのはまだかなり先かな…。

ちなみにX-MENは一旦リセットされると言っても『デッドプール』はそのままの様です。
奴に関しては異質なのでどうMCUに合流しても面白いでしょうね(笑)。

逆にウルヴァリンやプロフェッサーX、マグニートー、サイクロプスなんかは新たな形で登場しそうで楽しみですね!

ちなみに今までのMCU作品の見る順や時系列、今後の公開作品の解説などはこちらの記事で。

アベンジャーズ/エンドゲーム|エンドロール後の映像。意味と解説

では『アベンジャーズ/エンドゲーム』のエンドロール後の映像の予想を。

今までMCU作品のエンドロール後の映像は2つあり、一つは次のMCU作品への布石。
もう一つはその映画のおまけシーンというのが定番になっていますが、エンドゲームではどの様なモノになるのか楽しみですね。

エンドゲームで一旦MCUは一つの終わりを迎えるとルッソ監督は明言しているので何か違ったEオマケ映像になるのか、それとも希望を感じさせてくれる終わりになるのでしょうか…。

とりあえず直近のスパイダーマンに関するモノなのか今後のMCUに関わる重要なモノなのかによって大きく印象が変わりそうですね!

こちらは鑑賞後にまた追記していきます。

※5/2鑑賞後追記

エンドロールはまさかの無し!(笑)

すみません!でも予想外でしたね。
最後はアイアンマンを作る時のハンマー音でした。

アイアンマンに始まりアイアンマンに終わるという締め方。
最高でした。

X-MEN関連などはやはり当分先ですね。

まとめ

今回は『アベンジャーズ/エンドゲーム』の原作、今後のMCU展開、エンドロールの予想などをしてみました。

原作から通ずる部分も多いですが、原作の展開はなぞったりなぞらなかったり…。
でも原作に原作の良さがあって面白い作品も多いので興味があればぜひ手に取って読んでみてください。

エンドロール後の映像に関しては鑑賞後にまた追記していきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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