ワンピース932話最新話 オロチの真の姿が! 小紫は悪女ではなかった?

ONE PIECEの最新932話”将軍と花魁”が掲載されている少年ジャンプ 11号が発売されましたのであらすじと感想と考察を書いていきたいと思います。

前回はサンジのレイドスーツのステルス機能を使った戦闘、将軍オロチの宴に参加したロビンがオロチお庭番衆に見つかりピンチに、そして上陸したビッグマムをチョッパーが見つけるものの記憶喪失状態になっているという大事件が。

今回は見つかったロビンの動向と宴でオロチの真の姿が明らかになる事件が。

前回931話の流れは

前回931話の詳しいネタバレ記事はこちら

前回はサンジがレイドスーツを解禁!
ジェルマ66の”ステルス・ブラック”のスーツでドレークと同じ”飛び六胞”のページワンを圧倒!
サンジがリアルに喜びそうな透過機能がついておりスーツのパワーで攻撃力も上がり空も飛べるという大幅パワーアップ!
ロー、ウソップ、フランキーは一足先に花の都を出てゾロがいるえびす町に。

オロチ城内にいるロビンは”オロチ御庭番衆”に見つかり窮地に!
そして九里にいたチョッパー、モモの助、お菊、お玉は九里ヶ浜で打ち上げられていたビッグマムを発見!
ですが様子がおかしく何やら記憶を失っている?様で…。

今回はそんな窮地のロビンから。
12月から合併号と休載が重なっていたので月2連載状態となっていましたが今週からは安定して読めそうです。

ロビンは無事逃走?ナミ、しのぶ、ブルックもオロチ城内に

オロチ城内では華やかな宴会が続いていて小紫は狐のお面をして三味線で演奏します。
何やら小紫がいつも宴の時に引く曲らしいのですがいつもこの曲を披露するときはお面をするとのこと。
小紫がお面をするのはどういう理由なのでしょうか。
さすが最高の花魁だけあって三味線も演奏できるのですね。

その頃前回オロチ城内に何かポーネグリフに関わる資料やカイドウの本拠地鬼ヶ島に関する手がかりがないか調べていたところ”オロチ御庭番衆”に見つかったロビンに御庭番衆の隊長、福ロクジュは一度だけ聞く。お前が何者で、ここで何をしていたか正直に言えば苦しまずに瞬殺する、そうでなければ辛い拷問が待っていると質問します。

それに対し、ロビンは自分が丑三つ小僧で、”花の都”のお金の流れを調べに来たのと返答します。

福ロクジュは『気の利いた答えだ 捕らえよ!』と命令します。
御庭番衆はすかさず攻撃しロビンを捉えようとします。
ロビンが丑三つ小僧ではないとバレたのは少し前に都に現れたからだといいます。

ですが捕らえられた瞬間ロビンは花びらとなって姿を消します。
ロビンは前もって近くに潜伏し能力を使って分身で調査していた様です。

御庭番衆の面々はロビンが消えたことに驚き正体は忍びか?もののけか?と推理しますが忍術でも妖術でも本体が近くにいるはずと城内を探し始めます。
侵入したのはたかがネズミ一匹、騒ぎにするなと命令。

ナミ、しのぶ、ブルックもオロチ城内にいることが明らかに!

逃げたロビンは電電虫を使ってオロチ城の屋根裏にいるナミ、しのぶと井戸にいたブルックにバレたことと城内に最低でも11人の忍者がいることを報告。
ナミはロビンがバレたことと11人も忍者がいることに驚きます。
一緒にいたしのぶはロビンの護衛をするために場所を確認します。御庭番衆のことも優秀だと言っており存在は知っている様です。

ブルックもロビンが見つかったことに驚き食料集め以外の仕事だったのにと残念がります。
食糧集めの後、オロチ城に潜入していた様ですね。

宴会場に戻ったロビンはオロチに気に入られている様で近う寄れ!と言われ現段階での脱出は難しいので宴に戻りオロチから直接情報を聞き出すことに。

そばにいた小紫はオロチに『殿はいじわるでありんす…』とわざと拗ねた様に見せオロチも小紫にメロメロ状態。
近くの芸者達はオロチ様は小紫の裏の顔を知らないのかしらと冷めた目で見ていますが別の芸者はあの美貌なら全て無罪放免とあまり気にしていない様子。

ロビンは宴の会場で侵入者を探す御庭番衆から顔を隠すためにお面を着けながらオロチに近づき、鬼ヶ島のことを尋ねます。

Sponsored Link

やはり光月家は完全に死んだと思い込まれている?

同じ宴に他の出席者が小紫を遠くから見てあの美しさは何とも羨ましいが裏の顔が怖くてかなわんと話しています。
小紫は”眠狂四郎”の遊郭から出た花魁らしく狂四郎の事も小紫をよく飼い慣らしているなと褒めます。

そしてその人物からそば屋(サンジ達)を粛清するために見せしめにをカイドウの”飛び六胞”を駆り出したことの話題に。
狂四郎はヤクザはどんな三下でも盃を交わせば親子でありその我が子がやられて帰って来たとあればアンタならどうするかね?と返答。

そうしていると話を聞いていたオロチが近づいて来てその通りじゃ狂四郎!
敵は常に圧倒的な力で潰さねばならぬ!2度と歯向かって来れぬ様に!例え…”亡霊”であってもな!と言います。

オロチは三下がやられただけと思わず都の者ならなかなか狂四郎一家には手を出さない、手を出すということはよそ者が都に紛れ込んでいることを危惧しています。

オロチは今年が光月家が蘇る年と信じながらも…

そしてオロチはこう続けます。
『今年は光月おでんが死んで20年目!妻トキが言い残した復讐の年!おでんの意志はまだ生きておる!おでんが家来「赤鞘九人男」の規格外の強さを覚えておるか!』と。

リーダー格の錦えもんが頭がキレる男だということ、光月家がこの20年後のワノ国に自分の首を取るために準備していること、カイドウが仕留めたものの九里ではルフィに横綱の浦島やジャックの部下達が襲われたこと、都の「そば屋」(サンジ)、浪人(ゾロ)がヤクザを襲ったことなど全てが錦えもんの指示かもしれぬと熱弁。

ちゃんと全部錦えもんの指示では無いものの大まかには当たっていますが、他の宴の出席者はまた始まった…だの全員死んだだのおでんゆかりの者達は散々葬って来たのにまだ「光月」が怖いのか?と呆れている様子。

狂四郎もそんなことは無いとは心では思いつつも出くわすならば一太刀に斬ってご覧いれましょうと余裕綽々。

オロチは熱弁を続けおでんはわしの目の前で死んだがモモの助は死体がないので生きている!光月の血は途絶えておらず復興を狙っていてカイドウの首も狙っていることを心配しますがもちろん他の部下達は笑いを堪え『あのカイドウが討てるものか!』とまるで信じていません。
話を聞いていたロビンはもちろん小紫も神妙な面持ちで聞いています。

小紫が平手打ちしてオロチが変身!真の姿が明らかに

ロビンはオロチが伝説を具体的に信じていることと部下がまるで信じていないことを確認し部下達はオロチの話を聞いて笑いを必死に抑えているとどこかから無邪気な笑い声が。

正体は小紫の禿(付き人)のオトコちゃん。
彼女が笑い上戸なのはわかっていましたが殿がみんなにバカにされてることを笑います。
ここでその笑い上戸の設定が出てくるとは!
それにすぐさま反応し激昂するオロチ。

周りの付き人が必死で笑うオトコちゃんを必死で抑えようとしますが笑いが止まらない様子。
オロチはますます切れてわしが20年前の遺恨を恐れているとでも言いたいのかと言い刀を抜きます。
すると立ち上がりオロチを止めようとする小紫。

ですがオロチは止まらずオトコに斬りかかります。
すると小紫はオロチに平手打ち!
周りがギョッとしているとすぐに小紫に土下座して謝ることを要求します。

ですが小紫は謝罪を拒否し、わちきは誰にもへりくだらぬ!我が正しきと思わば一歩も譲る必要はなしと折れません。

オロチがヤマタノオロチに変身!

オロチはおい小紫…わしはお前を将軍の妻にしてやろうと思っておったのに…と怒り心頭。
小紫は『弱き女がご所望ならば、どうぞ斬り捨てくださいまし わちきは武士の娘!無様に生きはしない!』とオロチを一喝!

すると怒りが頂点に達したオロチはシルエットでわかっていた通りヤマタノオロチ形態に変わり『遊女風情が生意気に武士を語るな!小紫ぃ〜!』と叫びます。
ロビンは混乱に乗じてオトコを抱え逃げようとしたところお庭番衆に見つかります。
頭の数もちょうど8つとヤマタノオロチであることは確定しましたね。

一方逃げ惑う部下達の中狂四郎はスッと立ち上がり笑いながら『おーおー…わはは 修羅場でござる!』と刀を抜きます。

今週はここまで。
来週に続きます。

今週の感想

  • ロビンはお庭番衆から逃げ、城内にいるナミ、しのぶ、ブルックに連絡
  • 光月家は完全に死んだと思われており予言は妄言とすら思われている
  • 小紫がオロチに平手打ち!オロチがヤマタノオロチに変身!

今週はロビンサイドの話のみでした。

ロビンはとりあえず先週の場面から普通に逃げました。
分身ができるってのは便利ですね。お庭番衆もしのぶと顔見知りなんでしょうか。

同じ忍という事もあって知ってるんでしょうかね。
お庭番衆は優秀と言ってましたが強いんでしょうか。全てカイドウ軍団と考えればやはり四皇の層は厚いですね。

同じ四皇のビッグマムはどうなったんでしょうか。

こちらの記事ではそんな層の厚いカイドウの部下たちを紹介。

光月家の復活は無いと思われている!

光月家復活の予言をオロチはやけに信じこんでますが他の部下達は一切信じていません。

毎回ワンピースは敵の海賊団が水面下で動く麦わらの一味に気付きつつもなめてかかり足元を掬われる、または警戒してかかっても裏をかかれるというパターンがありますが今回は光月家が動いているにも関わらず復活を信じられていない、ワノ国外の情報が少ないのでいざ作戦に乗り出した時の慌てっぷりが楽しみですね。

919話でも狂四郎は裏で手合わせでもしてみたいものだとオロチのことをバカにしていましたのでろくに信じ込んじゃいないようです。

小紫は悪女なのか?いや、悪女では無いのか?

いやー、小紫がかっこいいところを見せましたね。
小紫がオトコをかばいましたが小紫の悪女描写はなんだったんでしょうか?
そのまま誇り高いということじゃダメだったんですかね?

オロチはやっぱりシルエット通りヤマタノオロチ形態になりましたが小紫はオロチの正体を知っているんでしょうか?

ラストはオロチが変身し、ロビンがお庭番衆に見つかり、宴出席者達が逃げ惑い、と場が荒れました。
そんな中でも落ち着いて立ち上がった狂四郎がとうとう刀を抜きました。
見た感じかなりの手練れに見えますね。

来週は暴走するオロチと狂四郎の戦いっぷりが見れるのでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です