2018年10月6日(土)発売の「週間少年ジャンプ 45号」、『ONEPIECE』の第920話『“おでんが好き”』のネタバレ、画バレ、考察、予想を感想など交えながら解説していきたいと思います。
前回はモモの助、錦えもん、カン十郎、雷ぞう、お菊の五人が20年前の過去からやって来たことが明かされ衝撃を受けましたが、今回はおでんの驚くべき生涯とトキトキの実の能力者、そしてカイドウ、黒炭オロチの本拠地“鬼ヶ島”の存在と討ち入りの計画などこれまた密度の濃い回になっています。
以下未読の方、ネタバレ注意です。
光月おでんの過去と人柄
錦えもんは光月おでんとワノ国の過去について語りだします。
元々おでん城は本来は九里城という名前でしたが九里の人々がおでんが好きでおでんを愛していたが故におでん城と呼び出したのが名前の由来でした。
かつて光月おでんは当時のワノ国の将軍の「光月スキヤキ」の息子でしたが自由人で暴力事件を起こし「花の都」を追放されてしまいました。その後各郷を追放された罪人が斬り合い、奪い合いが繰り返され、無法地帯とよばれていた当時の「九里」に乗り込みます。
そこで最も危険だった「アシュラ童子」を討ち取り次第にならず者をまとめていきます。
罪人だった彼らに働くことを覚えさせ町を築き、城をたて、皆のために「桃源農園」を作り、と活気のある郷を作り上げ、その行いを見た父親の光月スキヤキはおでんのことを認め、光月おでんは弱冠20歳という若さで「九里大名」の地位をあたえられるまでになりました。
そんな破天荒な人柄で皆から愛された光月おでんの口癖は「窮屈でござる!!」だったそうです。
ちなみにこのアシュラ童子は後の赤ざや九人男の1人なのでしょうか?
おでんと一緒にやられてしまったんですかね?
イヌアラシ・ネコマムシの光月おでんへの恩
イヌアラシもマルコを迎えに行ったネコマムシより早くワノ国に到着していました。
イヌアラシはネコマムシと昔ワノ国に流れ着いた時に皆が2人を“喋る犬“、“喋る猫“と恐れいじめていましたがおでんはそんな民達に「恥を知れ貴様らぁ~!!! 異形を恐れるは己の無知ゆえ!!!」と2人を助けたのです。
その恩があり、2人はおでんの家臣になることを誓い、ミンク族と光月家の家臣達は互いに協力する仲になったんですね。
ゾウでジャックからミンク族が雷ぞうを命をかけて守ってたのも全てはこの為だったと思うと本当にいい話ですよね。
おでんの「異形を恐れるは己の無知ゆえ」という言葉もすごい深くていい言葉だと思います。
光月おでんの妻、トキが「トキトキの実」の能力者だった!
その後おでんはワノ国の九里を納めていましたが白ひげの船に乗り、ロジャーと共に海を渡りワノ国に帰ってきて良き大名となっていた様ですが何らかの形でオロチとカイドウにハメられ罪人として亡くなったようです。
そこからオロチが光月家転覆を狙い、城にいたモモの助を殺そうとし城を燃やしてしまいます。
その時城に残っていたモモの助と妹の日和、おでんの妻、「光月トキ」。
トキは元々遥か遠い過去に生まれた人物と噂があったようです。
トキの能力は過去へは行けないですが未来へのみ行ける能力の様で遠い遠い過去から来ていましたが、光月おでんの妻として城で命を遂げる覚悟をします。
そこでモモの助と錦えもん達に開国とオロチ、カイドウの打破を託し5人を未来へ飛ばしました。
ちなみにおでんが罪人となった経緯は今はまだわかりませんが今後過去編で明かされるんですかね。
それと妹の日和は20年後に飛んできていませんでしたがそのままトキと一緒に死んでしまったのか、それともどこかに潜んでいて大人になっているのでしょうか。
20年経ったワノ国に飛んだ錦えもん達は変わり果てたワノ国の様子をみて共に戦う者達もいないと踏んでいましたが、光月トキの言葉を信じ密かに反乱を狙っていた同士たちに巡り会うことが出来ました。
その後錦えもん達はお菊にワノ国の調査を任せ、仲間を見つける為に海へと出ます。
ですが、「ゾウ」を目指す錦えもん達4人は航海術もなく遭難し船が大破。雷ぞうと別れてしまい、流れ着いた「ドレスローザ」ではカイドウと通じていたドフラミンゴに追われ、モモの助を救うためにカン十郎と別れ、「パンクハザード」ではシーザーが居りモモの助ともはぐれ、錦えもんはローに体をバラバラにされ絶対絶命。
そんな時に麦わらの一味と出会いました。
それからは一味に助けられながら仲間たちと無事に合流もでき、ワノ国に戻ってこられました。
壮絶な旅路ですよね。ですが錦えもんはそんな絶対絶命だったハズなのに出会いに恵まれたと明るく話していたのが印象的でした。
今は沢山の頼もしい仲間たちが増えようやく主君、おでんの敵討ちを晴らすことができるからですかね。
遂にカイドウの住む「鬼ヶ島」に討ち入り!
こうしてカイドウと黒炭オロチを倒すために集まった戦力は以下の通り。
ルフィ率いる“麦わらの一味”。
ロー率いる“ハートの海賊団”。
ミンク族のイヌアラシの“銃士隊”。
ネコマムシの“侠客団”。
反乱の意思を持つ侍達。
と大きな戦力が揃いました。
討ち入りは2週間後の火祭りの夜。
ですが錦えもんは戦争をしたい訳ではなく狙うのは「大将」の首、すなわちカイドウとオロチ狙いの様です。
まあ錦えもんはこの戦いはバレぬ事が重要とルフィに言っていましたが早々に問題を起こしてますし結局計画は崩れ戦争になるんでしょうね。
今週はここまで。
次回に続きます。
今週の感想
いよいよ具体的にカイドウとの戦いの全貌が見えてきましたね。
鬼ヶ島に突入となるといよいよモモの助が桃太郎、ルフィが猿、イヌアラシが犬と桃太郎の話っぽいですが残るキジはどうなるんですかね。
マルコになると思ってましたけど、マルコは白ひげの息子を自称しているエドワード・ウィーブルから白ひげの故郷を守らなきゃ行けないようですしこれから仲間は増えるんですかね?
それとも2週間の間にウィーブルの件が片付いて助っ人に来るんでしょうか?
さすがにそれは間に合わないかなとも思いますけど。
それとカイドウと戦う上で気になるのは超新星たちの存在ですよね。
キッドとキラー、ホーキンス、アプー、ドレークと多くの超新星がワノ国及び鬼ヶ島にいることがわかってますが…。
ホーキンスとアプーとドレークはカイドウ派の一員ですがキッドとキラーは協力してくれるのか?
ホーキンスとアプーは本当にカイドウ派になったのか?なども気になって面白いですねー。
そして光月トキがトキトキの実の能力者っぽいですが空白の百年も知っている人物なのか、トキが亡くなったことによってどこかにトキトキの実の能力者がいるかもしれませんし今後また重要なキャラクターになっていきそうです。
次回、921話の予想
新たな赤鞘九人男になるのは誰なんですかね。
20年前から来た5人とルフィとローとイヌアラシとネコマムシですかね。
それかゾロや日和などが候補と言った感じでしょうか。
そしてジャックが来て展開が荒れそうですが果たして。
そしてカイドウと手を結んだ?ビックマムも関わってくるとなるとかなり大規模で長い戦いになると思いますが今後も楽しみですね。
コメントを残す