ワンピースに登場する人造悪魔の実、通称”SMILE”。
このスマイルについてネタバレも含めて考察、予想していきたいと思います。
歪な体ながら戦闘力は高そうなSMILEのギフターズ。
942話ではえびす町の住人がSMILEを食べた副作用で笑顔以外の感情が無くなってしまったという話が⁉︎
カイドウやオロチはこの人造悪魔の実をどうするつもりなのでしょうか。
目次
今まで登場したギフターズは。
まずはこれまで登場したSMILEのギフターズをおさらいしたいと思います。
名前 | モデルの動物 |
ジンラミー | ??? |
シープスヘッド | ヒツジ |
バットマン | コウモリ |
ガゼルマン | ガゼル |
マウスマン | ネズミ |
ホールデム | ライオン |
スピード | 馬 |
ドボン | カバ |
アルパカマン | アルパカ |
ソリティア | 猿 |
ダイフゴー | サソリ |
ババヌキ | 象 |
マジロマン | アルマジロ |
今のところ登場したギフターズは13人ですね。
ジンラミーはジャックの部下のギフターズでしたがモデルの動物がわかりません。
モデルの動物はまだ被ってはいない様です。
ルフィが収監されている兎丼の囚人採掘場にはギフターズがたくさんいますね。
こちらの記事では悪魔の実の一覧と全種類をまとめました。
歪なSMILEのギフターズは成功か、失敗か
人造悪魔の実SMILEを食べた者達はギフターズと呼ばれます。
以前はDr.ベガパンクが開発に取り組んでいましたがシーザーが技術を盗用?してドフラミンゴを介してカイドウに渡され、ギフターズ軍団が結成されました。
ギフターズのデメリットやゾオンの能力者との違い
デメリットとしては普通の能力者と同じで泳げなくなることや体がモデルの動物の姿が入り混じった歪な体になる事です。
普通の動物系”ゾオン”の能力者は普段の人型、モデルの動物の獣型、間の人獣型の3形態になる事ができます。
しかしギフターズ達は形態変化が出来ず、常に人獣型。
しかもその人獣型もゾオンの能力者の様な自然な形ではなく一部が変化してしまっている様で、言うなれば半人半獣の様な形態。
博羅町を仕切っていたライオンのSMILEのホールデムはお腹にあるライオンの顔の部分が意識を持っている有様。
しかもそこそこ仲が悪いという。(笑)
連携を取れると考えればメリットになるかもしれませんがあまり連携も取れていない様ですし。
ギフターズは日常生活においてかなり生活しづらそうですよね。
百獣海賊団にいる以上力を持っていないとまともに生活することもままならないでしょうが…。
一方でメリットも多い?
しかしそんな異形な体になってもメリットは多いです。
その動物の特性を不完全ながらも身体能力強化に取り入れる事が出来ています。
ガゼルのSMILEであるガゼルマンや馬のSMILEのスピードは足が早く速度には定評があり、さらにスピードは350度の視界も持ちます。
(ガゼルマンは走った後に脇腹が痛くなっていましたがトレーニングすれば多少はマシになるのか?)
ホールデムはなぜかわからないけど炎を吐けましたし。(笑)
ゾウのSMILEのババヌキもお腹に生えている?象のくしゃみが砲撃になったり、猿のSMILEのソリティアは猿なのになぜか腕が6本だったり。
身体能力強化にはかなり役立っています。
でもモデルの動物と全く関係ない特性を持っている奴もかなりいますね。
あとはたまにツノが生えてたり生えてなかったり。(これはデザインの都合?)
歪な形とはいえ、SMILEは一応成功作なのでしょうか?
SMILEの作り方は?モモの助の食べた人造悪魔の実は成功作?
そもそもSMILEは作り方もかなり歪です。
元海軍の科学者であるシーザー・クラウンがパンクハザードで作った薬品「SAD」をドレスローザにあったSMILE工場の中の川に流し込み、それを果樹に吸わせる。
このままでは到底育ちませんがどんな植物でも育てられる小人のトンタッタ族の力で栽培するという物。
そんなトンタッタ族でも10分の1しか完成したSMILEにはならないそう。
トンタッタ族はSMILEを「とても不自然な果実」と評しており、簡単にはいかない様です。
しかし麦わらの一味とローの活躍によってパンクハザードのSADの製造装置やドレスローザのSMILE工場が破壊されシーザーもルフィに誘拐された後、行方を眩ました為SMILEの製造と取引は完全に終了となりましたね。
シーザーがどの様に製造方法を編み出したかは描かれませんでしたが、唯一まだゾオンの能力者に近い人造悪魔の実を食べた人物がいます。
モモの助の人造悪魔の実は成功作?
それはモモの助です。
モモの助が食べた人造悪魔の実はDr.ベガパンクが作った物です。
パンクハザードにあるシーザーの工場にはベガパンクが作った人造悪魔の実が大事に保管してありました。
Dr.ベガパンクはこの人造悪魔の実を失敗作としていました。
なぜベガパンクがこの人造悪魔の実を失敗作としていたかはわかりませんが少なくともSMILEよりは成功作に近い様に思います。
モモの助は人型と龍の姿をコントロールは出来ませんが変身することは出来ます。
もし今後ワノ国編が進みモモの助の戦闘シーンがあったとしたら龍の形態と人型の混じった人獣型(人龍型?)を期待してしまいますね。
でもモモの助にとって龍って親の仇であるカイドウを思い出すから変身したくないのか。(笑)
あとシーザーはトットランドで逃げてからどうなったんだろう。
再登場するのかな。表紙の短期集中連載とか作られてもおかしくなさそうですね。
今までの扉絵をまとめたDOORSもFOD無料で読めちゃいます!
今後SMILEのギフターズにパラミシアやロギアは登場するのか?
もう一つ疑問が。
SMILEは見た感じ個々に特徴があるわけでもなく食べるまでどの動物のSMILEかはわからないと思います。
しかし今後超人系”パラミシア”や自然系”ロギア”のギフターズは登場しないのでしょうか?
まあ結論から言うと登場しなさそうですよね。(笑)
まず百獣海賊団はほぼゾオンで統一されています。
カイドウが望んでSMILEはゾオン統一にしているのかわかりませんがパラミシアやロギアはかなり未知の部分が多いので技術的にも難しそうです。
それに先ほども言った様にゾオンのSMILEも成功してると言えないのにパラミシアやロギアなんか成功する訳もないか。(笑)
というかゾオンが成功してるだけでも相当すごいか。
あとは仮にギフターズが悪魔の実を食べたらどうなるのでしょうか?
今後悪魔の実を食べたギフターズ、パラミシアやロギアのギフターズも出てくるかもしれませんね。
942話でえびす町の町民が食べたというSMILEは何なの?実験?
※ここからはワンピース最新話のネタバレも含まれています。
最新話のネタバレと次回の予想はこちらの記事をチェック!
942話のラストでえびす町の町民達がSMILEのせいで笑顔以外の感情が奪われ、どんなに悲しくてもどんなに苦しくても笑う事しか出来なくなったといいます。
ここに来て急にSMILEの謎が増えました。
もちろんえびす町の町民は皆人獣型ではないですし身体能力も高そうには見えません。
ではなぜSMILEを食べているのでしょうか?
カイドウとオロチの実験によるもの?
個人的にはカイドウとオロチの実験によるものかなと思っています。
SMILEの製造初期にまだ効果が確証されておらず、効果を確かめたいけど百獣海賊団の船員に食べさせるのはリスクが高い。
だったらおこぼれ町のえびす町の町民に食べさせて実験してみようとなっても不思議は無いかなと。
えびす町の住人も餓死者が出るほど普段から飢えているので多少副作用があっても食物を渡されたら食べちゃいますよね。
またはSMILEに完成しなかった不完全な方を食べさせたという線もありそうです。
でもカイドウやオロチだったら部下の安全なんか知ったこっちゃ無いかな?
なんだかんだカイドウは部下思いか…?
追記:943話でSMILEの由来やえびす町の人々の真実が!
さらに最新話、943話でSMILEの新事実が数多く明らかになりました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
943話でSMILEの名前の由来やえびす町の町民とSMILEの関係などが明らかとなりました。
SMILEとは怒りや悲しみの感情を奪われ笑う事しかできなくなった者達を嘲笑する意味でSMILEと名付けられていたのです。
他にも成功率は10%だったり、海に嫌われる、おそらく何個食べても大丈夫などのルールも明かされSMILEのほぼ全貌がわかりました。
自分は実験でえびす町の住人に食べさせたのか?と予想しましたが違いました。
オロチは失敗作だとわかっててえびす町の住人に食べさせたのですね。
そして上に書いた自分の予想より遥か上をいくオロチのクズっぷりも。
日々人が死んでしまいむせび泣くおこぼれ町(現えびす町)を疎ましく思ってSMILEの副作用だけを与えさせる悪魔の様な所業。
表面だけ明るく見せるなんて…。
そして百獣海賊団にはギフターズと、
失敗作を食べてしまい笑うだけにプレジャーズの他に、
SMILEを食べる筈だったウェイターズの存在も明らかになりました。
改めてSADやSMILE工場を破壊した麦わらの一味や参加の海賊、ロー達に感謝したいと思います!
すごい所に手を出したもんだ…。
まとめ
今回はSMILEの謎や情報について考察、おさらいをしました。
943話でSMILEに関する数多くの事実が明らかとなりました。
今後ワノ国編では様々な動物を模したギフターズが登場しそうですね。
悪魔の実を食べた場合のギフターズも出るのかな?
その辺も含めてまだまだ謎が多いですね。
製造者のシーザーはどこにいるんだろう…。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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